昨年12月以来、6ヶ月ぶりに「関東 毘沙門天(黒×白文字)」を出品いたします。
非常に迫力のある大型サイズの「毘沙門天(びしゃもんてん)」です。
薄いアルミ系材質の全面に白インクを印刷し、黒インクで文字を抜いたうえで
ステッカーの表面をPP加工(ラミネート加工)で保護しています。
一般的で廉価な白塩ビなどを使用せず、高級な材料と面倒な印刷手法を用いるこだわりこそが
「チームと看板(ステッカー)に誇りを持っていた」古きよき時代の自己主張だったといえるでしょう。
入手後はグラシン紙に包んだうえで箱に入れて大切に保管しておりましたが
出品ステッカーには若干の「ヤレ感」「ヨレ」「圧し痕」「小キズ」などが御座います。
ヤフオクやモバオク、メルカリなどで氾濫しております「部外者が自作したマガイモノ」ではありません。
また、1980年代~四国のマニアにより乱造乱発された「空想上のステッカー」でも御座いません。
グループ「毘沙門天(びしゃもんてん)」
東京都練馬区石神井を本拠地とし、通称「門天(もんてん)」という。
ゼロ、ルート20ゴースト、などとともに「全日本狂走連盟」に名を連ねる。
門天は昭和48年、石神井中学の同窓生七人ではじまった。
音頭をとったのはM氏だった。
はじめ「七人衆(後に門天七人衆として伝説に)」を名乗ったが、
チームの拡大とともに良い名前がほしくなった。
「毘沙門天っていうのはな、七福神のなかで戦争の神様だぞ」
そういいだしたのは、仲間うちでは「学のある」大学生だった。
神楽坂にある毘沙門天神社にお参りし、御札(おふだ)をもらった…(週刊朝日1975年より)
毘沙門天は七福神の中でも戦いの神様として、古くは戦国武将「上杉謙信」までもが崇拝し、
謙信が自らを「我は毘沙門天の化身なり」と言わしめたほどの武神です。
「全日本狂走連盟」の結成に尽力した強大チーム「毘沙門天」
それぞれ強大チームであった「ゼロ」「ルート20ゴースト」「毘沙門天」らが集結した
巨大連合組織「全狂連(全日本狂走連盟)」は当初「狂走連盟」を名乗っておりましたが、
正式に旗揚げする時点では「全日本狂走連盟」となりました。
後に連合内で勃発した内紛によって前出3チームが離脱。
組織力を維持しつつ、新たに創設当初の組織名「狂走連盟(狂連)」を冠した連合組織を結成。
「ゼロ」「ルート20ゴースト」とともに活動をつづけました。
凄まじい改造とドライビングテクニックで「武州のワークス軍団」と呼ばれましたが、
全国に名のとおった硬派系チームとの抗争においても一歩もひかない凶暴性をあわせ持ち
東京練馬区石神井~埼玉県川越市~上福岡市~和光市の広範囲をテリトリーとしました。